バンコクフリーペーパー批評
バンコク生活に欠かせないフリーペーパーの数々。
ここでは私の独断と偏見で批評&ぼやいてみたいと思う。
・DACO
おそらく一番有名なフリーペーパー。
イベント情報などを中心にさすがの情報量を誇るが、特集記事は当たりハズレが激しく、
特に最近は編集部の内輪ノリでやっているだけではないのか?と言った感じのものも散見される。
最新号(488号)など内輪ノリの極みでそびえ立つクソのような内容。
数年前までよりもページ数、内容ともに劣化している感がある。
・arche+
女性向けのフリーペーパー。
旅行記事やグルメ記事はなかなか参考になり、DACOなどでは取り上げられない
ディープなスポットが紹介されることもあり侮れない。
ただ写真に出ている人が同じ人ばかりだったり(料理コーナーに出ていた人が次のページでヘアモデルやってるなど)人材不足感は否めない。
巻末漫画「駐妻3名様」はしょうもないが中々面白い。
・バンコクマダム
その名の通り奥様向けのフリーペーパー。
スパやエステ、ヘアサロンなどの美容情報やランチ情報が充実している。
内容的に仕方ないが、情報はスクンビット界隈に偏りがち(これは他の日系フリーペーパーにも当てはまる。)
こちらもたまに珍しいスポットなどが紹介されることがある。
・バンめし
その名の通り飲食店情報が中心のフリーペーパー。
毎月様々な特集に沿って店を紹介しているほか、カテゴリーごとに数多くの店が載っており店探しに有用。
駐在員にはありがたいフリーペーパーといえよう。
・フリコピ
内容的にバンコクマダムに近く、美容情報やランチ情報に強いフリーペーパー。
男性にはあまり見るべきものはないが、奥様的にはこれとバンコクマダムがあれば
かなりの情報になりそう。
・WISE
カラーの新聞のようなフリーペーパー。
大抵一面には日本の芸能人の写真が載っており、インタビュー記事もある。
日本やタイのニュース、イベント情報も載っており情報収集にも使える。紙面後半は飲食店の広告となっており、プロモーション情報もあるので見逃せない。
オカマ?がタイの女性を捕まえてファッションをボロクソに貶すという意味のわからないクソコラムがある。
・タイ自由ランド
こちらも新聞のような形式のフリーペーパー。
不動産関係の記事が多く、また飲食店の記事も多いが、全体的にその店の提灯記事。
三大イベント会場のイベントリストは中々有用。
求人情報などもあり、現地採用組の人もターゲット層なのかもしれない。
・バンコクライフ
同じく新聞形式のフリーペーパー。
内容はどちらかといえば時事ニュース的なものが多い。
なぜかどの記事も加齢臭漂う保守的、右翼的な内容であり、記事執筆者および読者層の年齢が伺える。
以上の点から沈没組を含めた高齢層がターゲットか。いずれにせよちょっと加齢臭が強すぎる。
以上、思いつくままに書いてみた。
DACOをこき下ろしているように見えるが、私は元々このフリーペーパーのファンだったので
最近の劣化ぶりは寂しい限りなのである。
編集部の奮起を期待したい。